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Ⅳ 仮想敵??

  • 執筆者の写真: RICOH RICOH
    RICOH RICOH
  • 20 時間前
  • 読了時間: 1分

その者は、社会のルールを逸脱するどころか

常日頃から自分の殻に閉じこもり、自分以外の一切を遮断する

意のままにならない相手に出くわした場合

それまでの自らの所業など一切省みる事なく

いかにも理路整然に、声高に咆えたかと思えば

全てを締め出し、また自分ひとりの世界に閉じこもる

 

いつも同じ普段着で、化粧はほとんどしたことがない

認知症のケがある親の面倒を見ながら

掃除、洗濯など家事をこなす

 

苦労の絶えない薄幸の地味な女性

 

よくある物語の主人公は、このタイプが多いように見える

薄幸で、化粧もせず、飾り気がないにも関わらず

内なる美に溢れていて、こういうタイプを嫁にしたいと願う

男性は多いかもしれない

 

 

だが

物語の主人公となり、ヒエラルキーの頂点に君臨するタイプとの

決定的な違いは、彼女の居場所となり得る場所が

周囲の誰からも認められていないということ

 

例えばの話

 

自分の国の片隅に、不法侵入した外国人だとすると

分かり易いだろうか

 

平たく言えば、居直り強盗のようなものだ

 

もしもこれが、魔界で起きた事件ならば

カエルちゃんが出てきて一網打尽になるだろう

 

 

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