Ⅰ 無題
- RICOH RICOH
- 20 時間前
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ある人物について語ろう。彼女は迷走しやすい。
いつでも大事な事柄を誤認するか、勘違いしたまま
振り返る事もなく突き進むので、いつまで経っても正解に辿り着かない。
マニュアル通りに
この原則の意義を、間違った解釈で捉える
あくまでも「自分ルール」であり、ミスリードの温床となる。
生じる齟齬を埋める為、当然ながら周囲は多大な迷惑を被ることになるが
当人はいつまで経っても行動を改めない。
当人が至上命題に掲げるのは、「自分ものさし」による損得勘定だ。
周囲から見ると、必ずしも得ではなくて、むしろ大損ではないかと
不安視される事すらも、当人にとっては大事な事らしい
だがそれを、自己犠牲による美徳のように解釈するのは大間違いだ
謝った判断で動いた事で、より良い結果を導き出せない場合
それは美徳ではなく、単なるエゴだ
きっと…
これまでも同じように、周囲に庇われ生きてきたのだろう
罪を犯した者が、罰を受ける事もなくすり抜けた場合
躊躇なく再犯を繰り返すのと、どこか似ている気がする
緻密な計画を遂行する犯罪者との決定的な違いは
どこまでもバカ正直だということ
おかげで周囲から信頼されないのだが
決定的な失脚にも至らない
その者自身をまっとうな道に引き戻す事は困難だ
だが、周囲はある程度、予防線を張る事ができる
彼女に圧倒的に足りないのは、周囲からの手放しの称賛
まったく異なる世界において
絶対的な地位にあり、心からの信頼と称賛を集める
そんな存在を目にした時、何を思うのか
せめて、視界の隅に入るだろうか…?
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