アレルゲン
- RICOH RICOH
- 3月18日
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腹痛や嘔吐、呼吸困難を引き起こすようなアレルギーは恐ろしい
アナフィラキシーショックを引き起こす場合は、その食材は避けるしかない
生れ落ちた人間が食べて良いとされる食材の量は
その生命ごとに予め定められており、それを超えた場合は諦めるしかないのだ
だがそうとも言い切れない事象を
目にする機会が増えてきた
消化活動とは、口に入れた食材が胃で消化され
腸で有用なエネルギーと無用なものに分解される
体内に不必要と判定されたものは、あらゆる手段を用いて体外に排出される
人間であれば誰でも備わっている体内の神秘。
この自然な生理現象が、過剰な形で突出してしまう場合がある
たとえば不摂生が続き、高カロリーなアルコールやお菓子を食べ過ぎて
便秘や下痢になったとする
便秘に効く、お通じが良くなる、そんな効果がある食材は
食べると排便を促すために、まずは腹痛をもたらす
痛みを感じなければ、垂れ流しになるからだ
だが痛くなることが怖くて、食べる行為をやめてしまったら
本来、排出しなければならなかった不要物は
いつまでも体内に蓄積されることになる
これが、どんなに恐ろしい事なのか、知らない人間は意外と多い
人と同じものを食べて、他人よりも過剰に反応が出てしまう場合
だから自分は特別に異常(アレルギー体質)なのだと思い込む
異常なのは、過剰な反応を引き起こす腸内環境なのであって
その根本的な原因は自らの生活習慣なのであって
要するに、だらけた生活を続けた己の責任。自業自得である
医学的な判定を受けたアレルギーや疾患ではなく
特に原因がないのに激しい下痢や便秘に繰り返し悩む
過敏性腸症候群(IBS)の場合
「だらしないからだ」「頑張りが足りないからだ」と
決めつけるのは乱暴かもしれない
「彼らはいつも真剣に悩んでいる」と、そのストレスに対して
寛容に理解し、真摯に向き合おうとする文献は多いし
実際その通りなのだと思う
彼らのほとんどは、実際に真剣に悩んでいるし
真剣にその痛みから解放されたいと願っている
だが、その悩んだ末に導き出した解決策を実行しないまま
起因となる問題行動を繰り返している場合も多いのだ
傍から見れば、「またか」という印象が強まり
やはり「その人自身に原因がある」という結論にならざるを得ない
必要な事は
過剰な反応を引き起こす食材を避けて過ごす、だけではなく
なんでも美味しく食べて普通に過ごせる腸内環境を保てるように
生活習慣を改善させ前向きに生きることなのだ

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